腰痛・肩こりの本当の原因
最大の原因は、「庇う」事なのです!
歩き方は、一人ひとりに違いがあります。
歩き方に違いがあると言う事は、身体のバランスのとり方や、重心のとり方、手足の運び方に於いて、一人ひとりに違いがあると言う事になります。
つまり、同じ運動・同じ作業、同じ動作をしていても、一人ひとり身体の使い方は違うと言う事になり、更に個別に掛かってくる筋肉の負荷や負担の割合も、一人ひとり違うと言う事になるのです。
人は、利き手・利き足があり、必ず使い易い方を使い、使い難い方を避ける身体の使い方を、本能的にしているのです。
逆に言えば、使い難い方を如何に、使い易い方でカバーしているかと言う事になるのです。
バランス🟰庇うなのです。
原因の1つは、過去の怪我
例えば、クラブ活動等で起こした「捻挫」から、庇う事で「腰痛」や「肩凝り」を起こす原因の1つなっている可能性は、非常に高いのです。
1.右(左)足首を捻挫
⬇
2.痛みで左(右)足に重心を持ってくる。 (痛い方を避け反対側へ)
⬇
3.体重がかかる事で、足首・膝・股関節の各関節内の圧力が上がる。
⬇
4.関節が固まり動きが悪くなる。
⬇
5.特に左(右)股関節の動きが悪くなる。
⬇
6.足の痛みが取れても使い方は、固定化傾向になる。
⬇
7.使い方に左右差が生じ骨盤に捻れが生る。(右・左股関節を前に振る使い方になる事が多い)
⬇
8.腰痛(一つのプロセスであって全てがこれとは、限りません。)
上肢も下肢も、3つの関節が動いて一つの動作を成します。
一ヶ所、怪我をし、庇う事で使い方に歪みが生じ、時間の経過(年齢)と共に一箇所、一ヶ所の関節の動かし方が、微妙に変わりそれが、癖となるのです。
点と点を結ぶ線
怪我で使い方が、変わる事で点となり、更に、庇う事で点を増やし、その延長線上で制御の限界を超えコントロールを失う事で症状を感じてしまうのです。
「痛み」からの解放は、一人ひとりに合わせた治療が最大の近道
「腰痛」も「肩凝り」も、その人なりの身体の使い方の癖を、見抜き負担の掛かっている各関節を調整する事で、脳のコントロール下に置ける様に仕向けるのです。
ここから言える事は、今までの身体の使い方の集大成が、今の身体なので、身体の使い方を改めるタイミングなのかもしれません。
身体の診方を変えれば、使い方も変わり1ランク上の使い方が望める様になるのです。
身体の使い方のアドバイスも致しますので、ご相談下さい。